バナーサイズ一覧|Web広告・SNS広告・ホームページ用の推奨サイズを解説

バナーサイズ Web広告運用

「Meta広告は1080×1080、GDNは1200×628、YDAは……あれ、去年と規定が変わっている?」——媒体ごとにバナーサイズがバラバラなうえ、入稿規定そのものが毎年のように更新されるため、入稿のたびに検索し直しているWeb広告担当者は少なくありません。しかもサイズを間違えると、入稿エラーで止まるだけでなく、規定内でも自動トリミングによって訴求ポイントが切れてしまうことがあります。この記事では、GDN・YDA・Meta・X・LINE・TikTokといった主要媒体の推奨バナーサイズと、ホームページ内で使うバナーの定番サイズを、表形式でまとめて確認できるように整理しました。

バナーサイズとは(ディスプレイ広告・バナー広告の基礎知識)

バナー広告とディスプレイ広告の関係

バナー(banner)はもともと「旗」「横断幕」を意味する言葉で、Webの世界では他ページへ誘導するための画像リンクを指します。Webサイトやアプリの広告枠に画像・動画で表示する広告の総称が「ディスプレイ広告」であり、そのうち静止画やアニメーションGIFを使うものが一般に「バナー広告」と呼ばれています。つまり、バナー広告はディスプレイ広告の一形式という関係です。

近年はGoogle広告・Yahoo!広告ともに、配信面に合わせてシステムがレイアウトを組み替える「レスポンシブ広告」が主流になりました。そのため実務では、決まった枠にぴったり収まる固定サイズのバナーと、トリミングされる前提のレスポンシブ用素材の2種類を作り分ける考え方が基本になっています。

サイズは「px(ピクセル)」の実寸で指定する

バナーサイズは「横×縦」をピクセル単位で表記します。300×250であれば横300px・縦250pxです。印刷物のようにmmやcmで指定することはなく、解像度(dpi)の概念も基本的に不要で、必要なのは実寸のピクセル数とファイル容量、そしてファイル形式の3点です。

アスペクト比で考えると媒体をまたいで使い回せる

サイズを1つずつ丸暗記しようとすると破綻しますが、アスペクト比(縦横比)で捉えると一気に整理できます。主要な比率は次の5つです。

アスペクト比 代表的な実寸 形状 主な使い所
1:1 1080×1080px / 1200×1200px 正方形 SNSフィード、レスポンシブ広告
1.91:1 1200×628px 横長 レスポンシブ広告、OGP、note見出し
4:5 1080×1350px 縦長 Facebook・Instagramフィード
9:16 1080×1920px 全画面縦 ストーリーズ、リール、TikTok
16:9 1920×1080px 横長 インストリーム動画、YouTube

たとえば1200×628pxはGDN・YDA・Meta・LINEのCardフォーマットで共通して使えるため、1枚作れば複数媒体に展開できます。「サイズを増やす」のではなく「比率を揃える」発想が、制作工数を抑える最大のコツです。

国際標準規格(IAB)のバナーサイズ

「一般的なバナーサイズは?」「国際標準規格のバナーサイズは?」という疑問の答えになるのが、米国のインターネット広告業界団体IAB(Interactive Advertising Bureau)が策定してきた規格です。日本国内で広く紹介されている分類は、大きく次の3系統に整理されます。

Rectangles and Pop-Ups(長方形・ポップアップ型)

記事本文の途中やサイドバーに埋め込まれる、面積の大きいタイプです。

名称 サイズ(px)
Medium Rectangle(ミディアムレクタングル) 300×250
Rectangle(レクタングル) 180×150

300×250は「300×250のバナーサイズは?」という検索が最も多いことからも分かるとおり、現在も国内外で最も流通量の多い定番サイズです。

Banners and Buttons(バナー・ボタン型)

ページ上部や下部に配置される、横長・小型のタイプです。

名称 サイズ(px)
Leaderboard(リーダーボード) 728×90
Button 2(ボタン2) 120×60
Micro Bar(マイクロバー) 88×31

Skyscrapers(縦長型)

サイドバーに縦置きされる、細長いタイプです。

名称 サイズ(px)
Wide Skyscraper(ワイドスカイスクレイパー) 160×600
Half Page(ハーフページ) 300×600

Rising Stars(大型フォーマット)

より視認性の高い大型枠として追加された系統で、300×1050(Portrait)、970×90(Super Leaderboard)、970×250(Sidekick)などが挙げられます。

なお、IABの規格は定期的に見直され、廃止・追加が繰り返されています。近年はデバイスの多様化に合わせて固定サイズの列挙よりも比率ベースの柔軟な仕様へと軸足が移っており、上記は「歴史的に定着した代表サイズ」として捉えるのが実態に近いでしょう。実際の入稿にあたっては、各広告媒体の公式ヘルプページで最新の規定を確認することを推奨します。

Google広告(GDN)のバナーサイズ

Googleディスプレイネットワーク(GDN)のディスプレイ広告には、システムが自動でレイアウトを最適化する「レスポンシブディスプレイ広告」と、作ったサイズのまま表示される「イメージ広告(アップロード型)」の2種類があります。

レスポンシブディスプレイ広告の推奨サイズ

現在のGDN運用では、こちらが実質的な標準フォーマットです。用意すべきは次の2〜3種類です。

用途 アスペクト比 推奨サイズ(px)
画像(横長) 1.91:1 1200×628
画像(スクエア) 1:1 1200×1200
ロゴ(横長) 4:1 1200×300 以上
ロゴ(スクエア) 1:1 1200×1200 以上

横長と正方形の2枚を用意しておけば、多くの掲載面をカバーできます。ロゴ画像のファイル容量上限は5,120KBです。

イメージ広告(アップロード型)の主要サイズ

固定サイズのバナーを入稿する場合、Googleが推奨している代表的なサイズは以下のとおりです。

名称 サイズ(px) 特徴
ミディアムレクタングル 300×250 掲載枠が最も多い基準サイズ
ラージレクタングル 336×280 大画面スマホの普及で重要度が上昇
リーダーボード 728×90 PCのページ上部に表示される横長枠
ワイドスカイスクレイパー 160×600 サイドバー向けの縦長枠
ハーフページ 300×600 面積が大きく認知獲得に向く
モバイルリーダーボード 320×50 スマホ画面上部・下部の固定枠

「Google広告で推奨されているバナーサイズは?」と聞かれた場合、まずはこの300×250・336×280・728×90の3サイズに、レスポンシブ用の1200×628と1200×1200を加えた5枚が現実的な最小構成です。

ファイル形式・容量の規定

イメージ広告のファイル形式はJPG・PNG・GIFで、ファイルサイズの上限は150KBです。アニメーションGIFを使う場合は、長さ30秒以下・フレームレート毎秒5フレーム未満という制限があります。高解像度の写真をそのまま書き出すと容量オーバーになりやすいため、圧縮は必須と考えてください。

Yahoo!広告(YDA)のバナーサイズ

Yahoo!広告のディスプレイ広告(運用型/旧YDN)は、日本市場では外せない配信面です。ここで最も注意すべきなのが、LINEヤフーが実施した最小ピクセルサイズの引き上げです。

2026年の最小ピクセルサイズ引き上げ

画面の高解像度化に対応するため、入稿できる画像の最小ピクセルサイズが大幅に引き上げられました。従来の感覚で書き出したバナーが入稿できない、既存の広告が停止される、といったトラブルが起きているため、制作テンプレートの更新が必要です。

アスペクト比 変更前の最小サイズ 変更後の最小サイズ 推奨サイズ
6:5 300×250 600×500 1200×1000
1:1 300×300 600×600 1200×1200
16:5 320×100 640×200 1280×400
32:5 320×50 640×100 1280×200
39:5 468×60 936×120 936×120
728:90 728×90 1456×180 1456×180
4:15 160×600 320×1200 320×1200
1:2 300×600 600×1200 600×1200

比率そのものは従来と同じで、必要なピクセル数がおおむね2倍になった、と捉えると理解しやすいはずです。なお、動的ディスプレイ広告で使う商品画像やロゴは引き上げの対象外とされています。適用スケジュールや対象範囲は運用状況によって扱いが変わるため、LINEヤフー for Businessの公式アナウンスで最新情報を確認してください。

レスポンシブ広告・バナー広告の推奨サイズ

広告形式 推奨サイズ(px) 備考
レスポンシブ広告(横長) 1200×628 1.91:1。最も配信量が多い
レスポンシブ広告(スクエア) 1200×1200 1:1。最小600×600以上
バナー広告(固定) 1200×1000 6:5。固定枠で配信量が大きい
レスポンシブ用ロゴ 180×180 以上 1:1

ファイル形式はJPEG・PNG・GIF(アニメーションGIFは不可)、容量の上限は3MBです。GDNの150KBとは桁が違う点に注意してください。

「YDAとGDNのバナーサイズは?」への実務的な答え

かつては同じ実寸のバナーを両媒体で使い回せましたが、YDA側の最小サイズ引き上げにより、固定バナーで完全に共通利用できるサイズはほぼなくなりました。ただし比率は同じなので、実務では「YDAの大きいサイズで作り、縮小してGDN用に書き出す」という流れが効率的です。

アスペクト比 GDN YDA推奨
6:5 300×250 1200×1000
728:90 728×90 1456×180
32:5 320×50 1280×200
1:2 300×600 600×1200

レスポンシブ用の1200×628と1200×1200については、両媒体とも同じ実寸で入稿できます。

SNS広告のバナーサイズ

Meta広告(Facebook/Instagram)

Metaが公式に推奨しているアスペクト比は5種類です。

アスペクト比 代表的な解像度 主な配置
1:1 1080×1080px フィード、カルーセル、発見ホーム
4:5 1080×1350px Facebook/Instagramフィード
9:16 1080×1920px ストーリーズ、リール
1.91:1 1200×628px 右側広告枠、検索結果
16:9 1920×1080px インストリーム動画

「Meta広告の推奨バナーサイズは?」への実務的な答えとしては、まず汎用性の高い1:1(1080×1080)を1枚用意し、フィード重視なら4:5、ストーリーズ・リール重視なら9:16を追加する、という優先順位が扱いやすいでしょう。最終的に1:1・4:5・9:16の3種類が揃えば、主要な配信面はほぼカバーできます。

なお、Metaの公式ヘルプではフィードについて4:5が推奨されており、1:1と比べてモバイル画面の占有率が高くなる点が根拠として挙げられています。一方、通常のカルーセル広告では1:1が推奨されているため、カルーセルを併用する場合は1:1も必要です。ストーリーズ・リールでは画面上部にアカウント情報、下部にCTAボタンが重なるため、重要なテキストやロゴは中央寄りの「セーフゾーン」に収めてください。

X(旧Twitter)広告

アスペクト比 推奨サイズ(px)
1:1 1200×1200
1.91:1 1200×628

「エックス広告のバナーサイズは?」に対しては、この2種類を押さえておけば主要フォーマットに対応できます。動画は1:1(1200×1200)が公式推奨で、16:9の場合は640×360px以上が目安です。本文の文字数は、テキストを添えられるフォーマットで半角280文字(全角140文字)以内が基本となります。

LINE広告

LINE広告はフォーマット名でサイズが決まっている点が特徴です。

フォーマット 静止画サイズ(px) 主な配信面
Card 1200×628 ほぼ全配信面に対応
Square 1080×1080 ほぼ全配信面に対応
カルーセル 1080×1080(最大10枚) LINE NEWS、LINE VOOM、ホーム等
Small Image(画像小) 600×400 トークリスト最上部など
画像(アニメーション) 600×400 トークリスト

静止画のファイル形式はPNGまたはJPEG、容量は10MB以下です。CardとSquareが主力で、Cardの1200×628はGDN・YDA・Metaと共通で使えるため汎用性が高く、Squareの1080×1080はMetaとそのまま共用できます。ただし、1080×1080はGoogle・Yahoo!のレスポンシブ推奨(1200×1200)とは実寸が異なるため、そのままでは流用できない点に注意してください。Small Imageの600×400は他媒体でほぼ使わないサイズなので、LINE専用に作る必要があります。動画は16:9、1:1、9:16に対応し、形式はMP4、長さ5〜120秒、100MB以内が目安です。

TikTok広告

TikTok広告は縦型フルスクリーンが前提で、推奨は9:16(1080×1920px)です。1:1や16:9でも入稿は可能ですが、上下に余白が生じて視線が分散しやすくなります。動画の形式はMP4・MOVで、容量は500MB以内が目安です。

ホームページ・Webサイト用のバナーサイズ

自社サイト内に設置するバナー(キャンペーン告知、資料ダウンロード導線、サイドバーの関連リンクなど)には、広告のような入稿規定はありません。ただし、広告用のバナーを流用したり、逆にサイト用バナーを広告に転用したりする場面を考えると、IAB由来の定番サイズに合わせておくのが合理的です。

サイト内バナーの定番サイズ

サイズ(px) 名称・通称 設置場所の目安
300×250 ミディアムレクタングル 記事内、サイドバー上部
336×280 ラージレクタングル 記事内(PC・スマホ両対応)
728×90 リーダーボード/ビッグバナー PCのヘッダー下、記事下
468×60 フルバナー 記事中の区切り
160×600 ワイドスカイスクレイパー PCサイドバー
120×600 スカイスクレイパー PCサイドバー
300×600 ハーフページ サイドバー(面積重視)
320×50 モバイルバナー スマホの上部・下部固定枠
320×100 ラージモバイルバナー スマホ記事内

スマホ対応で押さえるポイント

スマートフォンの表示幅はおおむね320〜428px程度です。そのためPC向けの728×90をそのまま置くと大きく縮小され、文字が読めなくなります。スマホでの視認性を確保するには、次の考え方が有効です。

  • スマホ用には横幅320〜375pxを基準にした比率で別素材を用意する
  • 高解像度ディスプレイに備え、表示サイズの2倍(例:表示320pxなら実寸640px)で書き出す
  • CSSで幅100%指定にする場合も、縦横比を固定してレイアウト崩れを防ぐ

SNSのプロフィール・ヘッダー画像サイズ

サイト用バナーと混同されやすいのが、SNSのプロフィールに設定するヘッダー画像です。広告バナーとは別物ですが、担当者が同時に依頼されることが多いためまとめておきます。

媒体 画像の種類 推奨サイズ(px)
X(旧Twitter) ヘッダー画像 1500×500(3:1)
YouTube チャンネルアート(バナー) 2560×1440
Facebook カバー画像 851×315
note 見出し画像 1280×670(約1.91:1)

YouTubeのチャンネルアートは、PC・スマホ・テレビで表示範囲が大きく変わる特殊な仕様で、中央付近しか全端末で共通表示されません。X・Facebook・noteも端末やレイアウトによって上下左右が切れるため、ロゴや重要テキストは中央寄せが鉄則です。各SNSは仕様変更が比較的頻繁なので、実際に設定する前に公式ヘルプで最新の推奨サイズを確認してください。

バナーサイズの選び方と制作時の注意点

配信ボリュームの大きいサイズから優先的に作る

GDNだけでも数十種類のサイズがありますが、全部を作ろうとすると1枚あたりのクオリティが下がり、かえって成果が落ちます。実際の配信ボリュームは一部のサイズに大きく偏っているため、まずは主要サイズに絞り、成果を見ながら横展開するのが現実的です。目安としては次の順番になります。

  1. レスポンシブ用の横長(1200×628)と正方形(1200×1200/1080×1080)
  2. 固定枠で配信量の多いサイズ(GDNの300×250・336×280・728×90、YDAの1200×1000)
  3. スマホの固定枠(320×50相当/YDAは1280×200)
  4. その他の縦長・大型サイズ

デバイスと配置場所から逆算する

同じ300×250でも、PCのサイドバーに置かれる場合とスマホの記事内に置かれる場合とでは、ユーザーの視距離も心理状態も違います。スマホ中心の配信面では文字数を絞り、フォントを大胆に大きくしないと読まれません。逆にPCのサイドバー枠は視認時間が長いため、多少情報量を増やしても成立します。

目的から必要な比率を決める

認知拡大が目的なら面積の大きい正方形・縦長を優先し、記事下のコンバージョン獲得が目的なら横長のレクタングル系を厚くする、といった判断が有効です。「16:9の推奨サイズは?」という質問には1920×1080pxが一般的な答えになりますが、静止画バナーで16:9が主役になる場面は限定的で、主に動画やYouTubeサムネイル向けと考えておくとよいでしょう。

ファイル形式と容量制限を最初に確認する

同じディスプレイ広告でも、媒体によって容量の上限は大きく異なります。

媒体 ファイル形式 容量上限
Google広告(イメージ広告) JPG/PNG/GIF 150KB
Yahoo!広告(YDA) JPEG/PNG/GIF(アニメGIF不可) 3MB
LINE広告(静止画) PNG/JPEG 10MB

とくにGDNの150KBは厳しく、写真素材を使うと簡単に超えます。書き出し後に必ず容量を確認し、必要なら画質を調整して圧縮してください。透過やベタ塗り主体のデザインはPNG、写真主体はJPGが基本的な使い分けです。

自動トリミングとセーフゾーンを前提に設計する

レスポンシブ広告では、1枚の画像が掲載面ごとにトリミングされます。四隅にロゴやCTAボタンを置くと見切れるため、重要な要素は中央付近(おおむね中央60〜80%の範囲)に収めるのが安全です。ストーリーズやリールでは、上部のアカウント表示と下部のCTAボタンに重ならないよう、上下に余白を確保します。入稿前に広告マネージャのプレビュー機能で、配置ごとの見え方を確認する習慣をつけましょう。

広告ポリシーに触れる表現を避ける

サイズが正しくても、表現が原因で審査に落ちるケースは多く見られます。代表的なNGパターンは次の3つです。

  • 根拠のない最上級表現(「No.1」「最安」など。使う場合は調査元と時期の明記が必要)
  • 効果を断定する言い切り(とくに健康食品・化粧品など薬機法に関わる商材)
  • 不安を過度に煽る表現

また、画像内のテキスト量に関する厳格な自動審査ルールは緩和されていますが、文字が多すぎるバナーは配信量が伸びにくい傾向が今も残っています。文字は補助と考え、訴求を1つに絞る「引き算」の設計が結果的に成果につながります。

数値は必ず公式ヘルプで最終確認する

本記事の数値は執筆時点の情報をもとにしていますが、YDAの最小ピクセル引き上げの例が示すとおり、入稿規定は予告のうえで変更されます。制作テンプレートを更新するタイミングでは、Google広告ヘルプ、LINEヤフー for Business、Metaビジネスヘルプセンター、X公式のビジネスヘルプなど、各媒体の一次情報を必ず確認してください。とくにチームや外注先とサイズ表を共有している場合は、更新のたびに配布し直さないと、現場の入稿エラーとして跳ね返ってきます。

まとめ

バナーサイズは媒体ごとにバラバラに見えますが、アスペクト比で整理すると1:1/1.91:1/4:5/9:16/16:9の5種類に集約できます。国際標準規格(IAB)に由来する300×250、728×90、160×600といった定番サイズは、現在もGDNの固定枠やホームページ内バナーの基準として生きています。

Google広告(GDN)はレスポンシブ用の1200×628と1200×1200を軸に、300×250・336×280・728×90を加える構成が実務的です。ファイル容量の上限が150KBと厳しい点は要注意です。Yahoo!広告(YDA)は最小ピクセルサイズが引き上げられ、1:1なら600×600未満は入稿できなくなりました。推奨の1200×1200・1200×628・1200×1000で作り直す必要があります。

SNS広告では、Metaが1:1・4:5・9:16の3種類、Xが1200×1200と1200×628、LINEがCard(1200×628)とSquare(1080×1080)、TikTokが9:16(1080×1920)を軸としています。ホームページ用バナーには規定こそありませんが、広告と流用しやすい定番サイズに合わせ、スマホ表示では別素材を用意するのが安全です。

すべてのサイズを網羅する必要はありません。配信ボリュームの大きい比率から順に作り込み、トリミングを前提に重要要素を中央へ寄せる。そのうえで、入稿規定は必ず各媒体の公式ヘルプで最新情報を確認する。この3点を運用ルールにしておけば、サイズ違いによる機会損失は大きく減らせます。

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